2013年7月5日金曜日

「メッシとネイマールのコンビは機能する」とグアルディオラ


バイエルン・ミュンヘンで指揮を執るグアルディオラ監督のインタビュー内容が、グローボ電子版に掲載されている。

見出しは「メッシとネイマールのコンビは機能するのか、もちろんだ」。

バイエルンに行っても、バルセロナのことを聞かれるのはグアルディオラの宿命だろう。2人のコンビについて「機能するかって? 歴史上一番の選手と、もう一人も最高の選手だろう? 当然、機能するに決まっている」と答えている。

ちなみに、スペイン代表やバルセロナの時代は終わったのでは、との質問に対しては「バルサはリーグで勝ち点100に達しており、それはすごいことだ。すばらしい選手たちもいる。年齢は年齢だが、スペイン代表には輝かしい未来が待っている。スペインサッカーは若手の育成がとてもうまい」と語った。

さて来季のバルセロナ。実際、2人のコンビは機能するのだろうか。

グアルディオラと同じく、「もちろんだ」と見る。

2人ともドリブルとシュートがうまいだけでなく、視野が広くてパスも出せる。これまでメッシに集まっていたマークが分散される分、互いにシュートチャンスは増えるだろう。

ネイマールはサントスでは「王様」のように自由気ままにプレーしていたけれど、コンフェデ杯のセレソンでのプレーを見る限り、ちゃんと守備をこなすし、献身的にチームプレーをする姿勢も持ち合わせている。

コンフェデ杯で優勝した後にミックスゾーンで口にした言葉も「チームメートがいないと達成できないことなので、チームメートに感謝したい」と殊勝だった。バルサでも最善と判断したらメッシにためらいなくパスを出すだろう。

世界クラブ選手権決勝でバルセロナ相手に何もさせてもらえず、ボコボコにやられた記憶も残っているに違いない。彼が語った「勉強になった」とのコメントは翌日、ブラジルのスポーツ紙の一面を飾った。本心だったと思う。

移籍報道が持ち上がったとき、「バルセロナでは数多いスター選手の一人にすぎない」(ネイマールはバルセロナに移籍するのか)と書いた。

ネイマールの才能は確かに凄いけれど、本当に世界で通用するのか、若干の疑念があったのだ。それが本物だとコンフェデ杯ではっきりと証明された。

バルセロナにはメッシと並ぶ主役の一人として乗り込むことになった。謙虚な姿勢を保ちつつ、思い切って大暴れして欲しい。

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