2013年4月27日土曜日

数字は苦手?


27日にリオデジャネイロのマラカナン・スタジアムでサッカーのイベントがある。コンフェデレーションズカップに向けた改修工事が終わり、ロナウドやベベトらがサッカーの試合をする。

招待されるのは、工事をした作業員とその家族たち。招待人数は、新聞によってまちまち。1万9千人と書いた新聞もあれば、2万5千人と書いたのも。2万1千人もある。

それはともかく、マラカナンの収容人数がはっきりしない。問い合わせると「工事を請け負った会社のホームページに書いてある」と言われ、調べると7万8639人。

念のため連邦政府の公式ホームページでも確認したところ7万8639人とあったので大丈夫かと思ったら、同じホームページ内の別の箇所には7万8838人とも書いてあるではないか!

今朝のグローボ紙も7万8838人。うーん。199席分、いきなり増えたのか。

主催者から送られてきたメールも同じ7万8838人だったので、この数字を使うことに決めた。

取材許可証の受け取りでも混乱が。受付は2人だけしかおらず、手際も悪くて全く進まない。イライラした女性記者はその混乱ぶりを写真に撮り、「記事にしなきゃ」と怒っていた。

午後6時までには全員受け取れることになっていたのが、「8時以降になるかもしれない。それでも準備できない人の分は、明日午前8時にまた来てください」だって。自分は幸い1時間ほどでもらえたけど、出直しの人は「ブラジルの洗礼」を浴びたことになる。

数字とか準備とか、きっちりしたことは明らかに苦手な国民だと思う。


0 件のコメント:

コメントを投稿