2013年7月24日水曜日

アトレチコサポーター、オリンピアのホテル前で大騒ぎ


前日「南米のアウェーゲームは本当に何でもあり」と書いたところ、やっぱり起きた。

リベルタドーレス杯決勝の前夜。アウェーのオリンピアが泊まったホテルの周りでホーム、アトレチコミネイロのサポーターが大騒ぎしたのだ。

グローボ電子版の記事の見出しは「アトレチコサポーターが、アトレチコのホテル近くで戦争の雰囲気を作り出す」。

記事によると、アトレチコのユニホームを着たサポーターがホテル近くに集結。発煙筒を焚き、ロケット花火をホテルに向けて発射した。


最初は200人ほどだったのが、やがて1000人まで膨れあがる。ロケット花火は窓の近くや玄関まで届いた。サポーターたちはアトレチコの応援歌を歌い、さながらスタジアムの雰囲気だったと記事は伝えている。

警察が呼ばれたものの、最初はびびって眺めているだけだったという。2時間ほどたって応援部隊が到着。衝撃弾をそなえた車も出動し、ようやく事態は収拾した。

追い払われたサポーターはそれでも離れた場所で火がついたものを投げるなど騒ぎ続けたらしい。

場所は高級住宅街だが、「地域一帯は目を覚ました」と書いてある。オリンピアの選手たちも、間違いなく影響を受けただろう。

こうした行動は、もちろん予想されていた。アトレチコミネイロのサポーターがネット上でオリンピア選手やサポーターに対する暴力を示唆しているとして、オリンピア側は事前に安全の保証を要求していた。

優勝の行方は2点のビハインドを追うアトレチコが圧倒的に不利な状況だ。サポーターたちの熱狂的な「応援」が、果たして逆転優勝に結びつくのか。

0 件のコメント:

コメントを投稿