2013年5月29日水曜日

カーリングをサッカーに例えれば


昨年のこと。なんと、カーリング世界選手権をブラジルのケーブルテレビが生中継しているではないか。

雪も降らないブラジル。冬季スポーツの不毛地帯に、カーリング人口って何人いるのだろうか。こんなの見る人いるのかなあと思いながらも、ついつい見入ってしまった。

野球がメジャースポーツで、複雑なルールに慣れている日本人ならともかく、ブラジルにカーリングは敷居が高すぎる。もちろんブラジル人のアナウンサーは百も承知で、視聴者がルールを理解していないのも織り込み済みだった。

最後にスーパーショットが飛び出た場面。アナウンサーは叫んだ。「ロスタイムにペレが決勝ゴールを決めたような一投です!」

なるほど、これなら分かりやすいかも。さしずめ日本なら「逆転サヨナラホームランだ!」と表現するだろう。

とにかく、どんなことでもサッカーが絡む。あるバラエティー番組ではでっかいビリヤード台を作り、サッカーボールをビリヤードの玉のようにして遊んでいた。

週末のF1レースの中継でも、ネイマールのバルセロナ移籍の話が長々と続いた。この国にいる限り、サッカーから離れることは難しい。

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