ブラジル東北部のフォルタレーザに来ている。寒さが増してきたサンパウロとは対照的に、日差しが強い常夏の街だ。
取材で地元警察に行くと、すごく丁寧に対応してくれた。広報担当の女性は「先日はオーストラリアのテレビ局も来たわ。ワールドカップが近づくと忙しくなりそう」とうれしそうに話す。普段は世界的に注目されることの少ない街。警察官であってもW杯はわくわくするのだろう。
海に面しているだけあって、海産物が豊かだ。特にカニは名物。カニのコロッケを頼むと、中身がぎっしり詰まっていてボリューム満点。カニの風味が口いっぱいに広がった。ビールとの相性も抜群だ。
海岸沿いにある魚市場ではロブスターが1キロ60レアル(3000円)!4匹頼んだら30レアルだった。その場で調理してもらうことができる。ガーリックが利いてうまかった。
気温は夜でも27度あったが、海沿いを歩くと潮風が心地よい。海岸通り沿いにある「50サボリス」というアイスクリーム屋は、150種類のアイスがあるという。創業当初は50種だったのが、どんどん増えたらしい。アルファベット順に並ぶメニューは壮観だ。カイピリーニャ味やビール味もある。
カシューナッツも特産品だ。その果実はジュースなどになる。この街に住んだら太りそうだ。
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