来年のワールドカップでブラジルが「公式応援グッズ」として売りだそうとしている「カシローラ」。個人的に注目していて、W杯応援グッズのカシローラは流行る、と思う・・・、と書いていたのだけど、雲行きがあやしくなってきた。
地元メディアによると、ワールドカップ組織委員会の安全部門の責任者が「コンフェデ杯でのカシローラの使用禁止を決めた。組織委員会と連邦政府が一緒になって判断した」と話しているという。
責任者は「(カシローラだけでなく)あらゆる楽器のスタジアムへの持ち込みは認められない」としているけれど、観客がカシローラを次々とピッチに投げ込んだサルバドールでの事件がこの判断に影響していることを認めている。
もし決定が事実なら、コンフェデ杯での使用禁止はカシローラ製造会社にとって大きな痛手になるだろう。前回南アフリカW杯で観客が使った楽器「ブブゼラ」は前年のコンフェデ杯で世界に認知され、翌年の流行につながった経緯があるからだ。
ところが、カシローラを公式グッズと認定しているブラジルスポーツ省は「まだ政府の正式決定ではない」と抵抗している。
カシローラを製造している「The Marketing Store」という会社も、まだあきらめてはいないようだ。「コンフェデ杯での使用が認められるよう、連邦政府と相談し、解決策を模索しているところだ」という。
で、その解決策とは?
同社の地元メディアへの説明によると、カシローラをより軽く、より軟らかくすることで安全性を高めることらしい。具体的には、90グラムのカシローラを78グラムへと軽量化するとのこと。
こんなので大丈夫?
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